《MUMEI》

「ほえっ?う…うん」

言われた通りに、瞼を閉じる 乃理。


…ドキドキ、ドキドキ
瑞乃くんの心臓が早くなる。


静かに 乃理の 唇に顔を 近付けた時…


バッタ〜〜ン!!!
「乃理〜〜いるぅ〜!」


「うわあ〜〜!?」
慌てて 離れる 瑞乃くん。


「あ〜、みどちゃんだあ〜。」


「ん?どしたの?瑞乃〜。」
ニヤリと 笑う翠。


「や、何でもない。」…わざとらしい奴。覗いてたな…。


無言で 牽制し合う、二人。


乃理は、そんな二人を見て、見つめ合う位、仲良し なんだなあ…と トンチンカンな事を 考えていた。


瑞乃くんの キスまでの 道のりは まだまだ遠い(笑)



おしまい

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