《MUMEI》

スネオの目が薄暗いワインセラーの片隅に佇む、武ではないもう一人の人影を捉えた。



即ち、それがジャイアンの標的だ――…。



スネオはその人影を指差しながら叫んだ…!


「ジャイアン!そこに居るぞ!早く仕留めろ!」



しかし……



「おや?…なんだ?今の声は…。

…あー、あー…あれ!?」



スネオの声は何故か妙に甲高い…


まるで女の子の声のようだった…。



――…いや…声だけではない…。



暗がりの人影を指差すスネオの手には“指”が無かったのだ!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫