《MUMEI》 『入れ替えロープ』……それはロープの両端を握った者同士の容姿を入れ替える秘密道具だった。 「な!なんで僕がそこに居るんだ!?」 スネオは、そんな理由など思いもよらずに、あたふたとうろたえている…。 「悪く思わないで……」 ドラミはスネオを睨んでいた…。 「何故、そ!そんな事が…!?」 その時スネオの前に、大きな人影が忍び寄る…。 標的である“ドラミ”を前に――… その人影は、日本刀を上段に構えた…。 暗がりに眼だけが不気味に光っている… …ジャイアンだった…! 前へ |次へ |
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