《MUMEI》

「あ〜…いいぜ…お前の口もケツん中みてぇに熱くって…も…出してェ///」
「オレも…武の口に出しちゃって…イィ///」

かなたの舌は器用に俺のモノを舐め、時には口に含んで舌を這わせながら強く吸ってくる。

「くはっ…ん…く…///」
「ぅぁあんっ…うきゅ…ん…///」

かなたの舌先が俺の先端をイジるように舐めてきた瞬間、俺は我慢しきれずにかなたの口や顔にぶちまけてしまっていた。

それに合わせるかのようにかなたも身体を震わせながら、俺の顔に白濁した体液を滴らせていた。




俺の横から気持ち良さそうな寝息が聞こえてくる。

「くか〜…」

俺の腕枕で寝ているかなたは、そのマヌケな顔を俺に晒しながら眠っていた。

「可愛いな…お前は…///」

かなたの髪を撫でながら、優しくその頭を抱き寄せる。

「んん…」

声がしたんで起きるかと思ったんだが、かなたは俺の方に頭をもたげながらぐっすりと眠り続けていた。


そんな眠っているかなたに、俺からの想いを一方的に話しはじめた。



「お前と俺ってさ…気が合うんだな…」

お互いにあの時一目惚れだったり、好きな体位が一緒だったり…。

「身体の相性も合ってんじゃねぇ?」

お前ん中に挿れた時、今までに無いくらい目の前がチカチカなるくらい気持ち良かった…。

「だからよ…もっとお前の事知りてぇし…もっと仲良くなりてぇ…」


俺なんかを好きだと言ってくれる、お前と一緒にいると、心ん中が幸せな気持ちになってく…。


「こんな気持ちになるなんて…生まれて初めてなんだよ……だからさ…すっと…こうやって…俺の側に居ろよ…な」

この声が聞こえているのかいないのか分からないが、かなたの「ぅにゅ、うにゅ…」という寝言が、相づちを打っているように聞こえた。

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