《MUMEI》

名刀・正宗はスネオの右の肩口から切り込み、肋骨を撫で斬ると、肺の半ばくらいのところに突き刺さって止まっていた。



「……あぅ!…ぁ……ぁ……!

………っ!………ッッ!!」


――…ドサリッ…


日本刀が胸を貫いたまま、力無く床に崩れ落ちるスネオは…


―――…ビクッ!……ピクッ!


微かに痙攣を繰り返している…。



ドラミの姿に化けたその身体からはドクドクと鮮血が流れ出していた……。




そして…




死に至るまでの行動目的を果たしたジャイアンは……

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫