《MUMEI》 「はい、頑張って下さい。」 「あぁ。ケーキめっちゃ楽しみにしてるから。」 綺嘉は笑顔で塁羅に言い、エレベーターの扉を閉めた。 綺嘉はエレベーター内で、左手で首を押さえながら壁に寄りかかった。 右手でタブレットが入っているケースを取り出し、左手に3粒出し口に入れた。 「血を欲してるな。」 綺嘉は左手の手のひらを口元に近づけ、噛みつき血を吸った。 前へ |次へ |
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