《MUMEI》

ブルマ「ベジータの奴、あんなもの寄越して……せっかく復興した町が…うぅ。」


ブルマは泣き出した。


その姿に、トランクスは驚く。


トランクスにとって、どんな窮地でも常に笑っていた母さんが……始めて見せた涙だった。


トランクス「ち、違うよ……」


ブルマ「え?」


トランクス「と、父さんじゃないよ……ほら、父さんおっちょこちょいだから……きっと、間違えて……」


トランクスはベジータに悪意が無かったことを必死に自分に言いきかせていた。

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