《MUMEI》

泣きながら、少女もトランクスに続いて食べ始める。


少女「う、うぅ……」


その姿に、トランクスは笑みを漏らした。


トランクス(あぁチクショウ、確かに…

…確かに旨いよ!父さん!)


それは、父の言うとおり確かに旨いと褒めても良い味だった。


しかし、食べなくて済むのなら、トランクスは決してそれを食べる事は無いだろう。


トランクスは泣きたかった。


しかし、泣く事なくトランクスはそれを噛みしめる。

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