《MUMEI》

とにかくブヨンは、爆発しなかった…。


しばらくの間、空に向かってエネルギーを放ち続けたブヨンは、ドチャリとその顔無しの体を地面に横たえた。


気は、既に無い。死んでいた…。



ベジータ「た、助かったぜ。

だがこれは、どういう事だ…?」


ピッコロ「分からん……。」


冷や汗をかきながら、ピッコロとベジータは首を傾げる。


その場に居る二人には、何も分からなかった。

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