《MUMEI》

18号「クリリン……あんたを殺すなんて、嫌だよ。」


そう言って、18号は震える体を自ら抱きすくめる。


それは、何処か脅えている様で――


18号「クリリン、ごめんな……今までお前と一緒に居たけど、本当はもっと早く離れるべきだったんだ。

クリリンの気持は本当に嬉しいけど、今日で別かれ――」





――そっと、18号を包み込んだ。

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