《MUMEI》

あの後、トランクスは泣きながらもサイバイマンの残骸を集め、それからそれだけを食べている。


それが一番の供養になるような、そんな気がトランクスはしていた。


トランクス「……」モキュモキュ


トランクスはサイバイマンの残骸を食べながら、ギュッと一冊のノートを握り締める。


――それは、彼との想出の一品。


トランクス「……」モキュモキュ


トランクスは、それを大事そうに机の引き出しにしまう。





――そのノートには、沢山の涙の跡が付いていた。

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