《MUMEI》
高所恐怖症!
夕焼けは

段々瑠璃色に染まって

暗くなりだした──。

「ユーリ、そろそろ帰ろっか(笑)」

「ん、ぁぁ‥そーだな」

「よしっ」

「ぇ、ォ、ォィちょ、オマエ何する‥」

「降りるんだよ?(笑)」

「ぃゃ、ゎ、分かるけど‥(汗)」

「よいしょっ」

≪ぴょーん≫

「!?」

マジで

アイツ飛び降りた‥!?

≪スタッ≫

「ぇ‥」

着地してるし‥。

「ユーリ〜、おいで〜!」

「へ‥!?」

ちょっと待て‥

飛び降りろってのか‥?

この高さから‥(汗)

「だいじょぶだよっ」

「ぇ」


「ボクが受け止めるから〜!(笑)」

「ぇ‥///」

オマエが‥?

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