《MUMEI》 「悪いな。」 「おせ〜よ!!」 「ちゃんと取り返す。」 「…アップは?」 「走ってきたから大丈夫!!」 「ふん。」 鼻で笑うクロ。 (頼もしい限りだよ。) 「何だあいつ?」 「さぁ?補欠だろ。」 「ま…関係ないか。」 榎本と松尾により、 点差を再び広げられていた。 「右サイドと右45のコンビが止まらないんだ。」 「…あの2人がキーマンか。」 「そう。」 「俺たちで止めるぞ。」 「オッケー!!」 「ヤマトさん頼みますね。」 「翔太。 …任せろ。」 (頼りになるなぁ…) 「ヤマト!!」 後ろから恭介が呼ぶ。 「何だよ水川。」 「100点取って来い。」 「無茶言うな!!」 「…じゃあ15点でい〜よ。」 「あと15分で?」 「無理じゃないだろ? 昨日クロは前半だけで10点以上取ったぞ。」 クロを見るヤマト。 クロは、ニヤっと笑っている。 「マジかよ…」 「お前ら喋ってんな!! 来るぞ!!」 前へ |次へ |
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