《MUMEI》
好奇心
「ふむ、お前がそのような物に興味を示すとは珍しいな」

≪ばっ≫

「ち、ちが‥コレは‥///」

≪にぱっ≫

「誰かに貰ったのだろう?(笑)」

≪ギクッ≫

な‥

何でコイツ分かんだよ‥。

「つーか、いちいち人のコトに首突っ込んで来んなよな」

≪クスッ≫

「早まるな栗栖。私はたまたま此処を通り掛かっただけだ。それに──」

「ぁん?」

「お前の挙動不審振りには、前々から興味があったしな(笑)」

「ぇ」

答え噛み合ってねー‥。

「興味‥って‥オマエなぁ‥」

「ふふん♪ そして私はお前がそれを誰から貰ったのかを知っているぞ(笑)」

「な‥!?」

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