《MUMEI》 「ねぇ、美味しい?」 「ん…」 「武、子供みたいだねぇ///」 いいっつったのに…。 かなたはスプーンで俺にお粥を食べさせながら、その姿をニコニコしながら眺めてると思ったら…んな事思ってたのかよ/// でも、こうやってかなたに甘えるのも…まんざらじゃ無かった。 俺がこんな事すんのはかなたの前だけだかんな…/// 他の奴らにはこんな姿見せらんねぇな。 「もっと…くれよ///」 「うん///はい、あーん♪」 俺、米とか和食とか嫌いだったんだけど…かなたの作ってくれたお粥は、米を何かの野菜と煮ただけのものだったのに、すげー旨かった。 「ん…ふ…あはっ///」 「お前の唇も…うめぇ///」 旨いお粥を食べ終わるとかなたまで食いたくなってきたんで、顔を近づけるとその甘そうな唇をペロリと舐めた。 「んもぅっ!…ねぇ、ちょっと寝っ転がってて///」 「えっ…」 そう言うとかなたはベッドに俺を押し倒し、布団を剥ぐと着ていた寝巻きの前のボタンを外し、ガバッと躊躇無く脱がせてきた。 「うわっ///」 「大丈夫だよ武、見てるの俺だけだし♪」 「そういう事じゃねぇ…けど///」 かなたに服を脱がされ、露わにされた俺のモノをかなたはその細い指で撫でると、自分の着ていた服をまるで俺に見せつけるように脱ぎ始めた。 「おぉ…」 その白い上半身には、風邪の時に俺が付けたキスマークがほんのりと赤く浮き上がっていた。 「ねぇ武…俺の事ちゃんと見ててね///」 「ぅ…ん///」 かなたはそう言いながらズボンに手をかけると、ゆっくりとそれを脱いでいく。 「……ぉ///」 かなたがズボンを脱ぐと、下に着ていたのは両端にリボンが付いた女物の下着。 その中心には少年らしいほんのりとした膨らみがあった。 「武…ねぇ…脱がせて///」 「あぁ、こっち来いよ」 そう言って下着姿のままかなたが近づいて来るのを、待ってましたとばかりにお尻を鷲掴みにして抱き寄せた。 前へ |次へ |
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