《MUMEI》

『あぁ、勳羅さんが俺のために作ってくれたものだからな。』


「俺だって大切にしてるぜ!」


綺嘉も武器を出した。


『いちいち出さなくて良いから。』


「そんなこと言うなよ。」


綺嘉は武器を消し、タブレットを口の中に入れた。


コンコン、と鳴り扉が開きラルンがカートを押しながら入ってきた。

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