《MUMEI》 勳羅は車から降り、自ら車のドアを閉めた。 勳羅を乗せてきた車は走り去ってしまった。 「案内して下さい。」 「畏まりました。」 男は少し下がった眼鏡を上げてから言った。 勳羅と眼鏡をかけた男は、入り口ドアがある所まで階段を登っていった。 入り口ドアの前には、背中に大きめの長い銃を背負った女の人が立っていた。 女の人はドアを開け、勳羅に対して深くお辞儀をした。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |