《MUMEI》

「さっ、さっ、佐伯?佐伯?」
「もうダメ〜!抱かれたい、貢、貢!」

……意地悪にならない。
じわじわいたぶって恥ずかしがるところを楽しもうとしたのに…。
聖ちゃんは俺の手を取り胸に抱きしめて、上目使いで…
「早く、はぁ…、
エッチしよ?」

ズクン…

俺もさっきから限界だったりする訳で…

『あんあんあんあん』
ブさ女のあえぎ声が始まった。
ちらっとみたら本当に酷い顔で無駄にでかい乳が揺れている。
そして俺の聖ちゃん…、瞬きをしただけで大きな眼から涙がこぼれ、頬を素早く濡らした。
「佐伯…、なんかオマエビデオより色っぽくね?」
「メスブタと聖ちゃん比べるな!つかオマエはその女見てろ!」
グイッと抱き上げてベッドに沈める。
股間に触れると確り勃っているのにグショグショに濡れていて…、
「イッちゃったばかりでまた勃ってるよ?
聖、そんなにこれキモチいい?」
更にスライドさせると「あ〜ん!あたる、きちゃう!あぁあ!あああ!もう…ああっ!」
もう日高なんか頭から抜けてる…、いや構ってらんない位エッチになってる。
ズルズルとパンツごと脱がすとローターの震音が聞こえだした。
「―――何この音」
「ローター」
「マジ?」
「マジだよ、見るか?」
「見る見る見る見る見る見る!!!」
日高、弾かれた様に傍に来た。
「ヤだあ〜!見ないで!はぁ、はあ、ああっ!ああっ!」
両膝を握って上に持ち上げて日高に見せてやる。
生唾をゴクリと飲み込む日高…、童貞にはヤバい光景だろう。
「す、スゲー…、穴ブルブルしてんのって中でローターが動いてっから?」
「そうじゃない?まあいつもヒクヒク動いてるけど」
更にグイッと脚を開いて見せたら日高はいきなりしゃがみ込んだ。
「勃った?」
「はあ…やべ…、ビデオよりスゲ……」
「ひ、ひだかあ〜!
見ないで!エッチな俺見ないで!!」
抵抗らしい抵抗もしないでされるがままの状態でそう訴える聖ちゃん。
「日高が居るの分かってて抱かれたい子はどこの誰かな〜?」
スライドを最強にする。
「ヒァア〜!!んはあ〜!ヒイイ〜〜!!」
コード引っ張ってギリギリまで抜いてまた挿入。ギリギリまで抜いてまた挿入。
乱れ狂う聖ちゃんを四つ這いにして尻を高く上げさせる。
もうローターに夢中であえぎっぱなし。
「――日高、混ぜてやるからテレビ消せ」
「な!――長沢…、
分かった!」
日高は速攻電源を消した。

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