《MUMEI》
出会いのはじめ
 そのお兄さんの出会いのはじめは美影が当時小学一年とき。

ある日、近所の空き家に大きな荷物を積んだトラックが止まっていた。



 近所近辺での話の伝わりの速さは並大抵じゃなかった。


話によると、
静かな環境で勉強がしたいという理由で
引っ越してきた大学受験生らしい。


しかも先生を目指してるという細かな情報まで耳に入ってきた。


 美影は、その人がどんな人か好奇心から近所の様子を見に行くことにした。


靴を履いて玄関を開けた瞬間にGパンの足とぶつかった。


『わっ!』

『おおっと!』と言う声のする上を見上げた。


明らかに背が高い…美影が小学一年だからかもしれないけど、五歳年上の兄・孝介よりは背が高い。


そんな美影にその人は
『大丈夫?』と声かけてくれた。


美影が何か言おうとしたとき、家の中にいた祖母が出てきた。


『どちらさんですか?』

『あ、今日近所に引っ越してきました田野倉と申します…つまらないものですが、よろしく。』と手に持っていた引き出物を渡した。


『これはどうもご丁寧に』と祖母は受け取った。

いささかこの美影の祖母は話が長いというか、ここら一体の一番のお喋り。


美影はどうなるかと見守ってた。

そしたら淡々と話が五分ぐらいで田野倉という人は話終えて、立ち尽くしてる美影と目があった。

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