《MUMEI》 「ピー!!」 ヤマトの7メートルは、 (ふざけんなよ…) フェイクも入れず、 (よくもクロに…) 素早く打つ。 (ファールしてくれたな!!) ヤマトのシュートは、 凄いスピードだった。 そして、 決まる。 1点差。 ディフェンスに戻るヤマト。 「ナイッシュー!! さっすが!!ヤマ!!」 「クロ…」 『大丈夫。』 クロの笑顔はそう言っていた。 (よかった… 大丈夫なんだな。) 聖龍ボール。 「…」 堀内は声を出さなかった。 ファールを… 気にしていた。 「堀内!!」 「え!?」 カットに走るクロ。 「1人で行け!!」 独走状態のクロ。 前に出るキーパー。 クロのシュートは、 ループシュート。 キーパーの頭上を越え、 綺麗に決まる。 「ナイッシュー!!」 「ピー!!」 前半終了のブザーが鳴る。 スコアは、 10対10。 同点に追い付き、 ハーフタイムへ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |