《MUMEI》

相変わらず、器用にお茶を飲む、くまくん。

「実は…小夜子が、今度、生まれ変わるんだぽ。」


「え?小夜子さんが?良かったじゃない。」

「良くないぽ。」


「なんで?」


「僕は、一緒に生まれ変われないぽ。」


…あ、だって、ぬいぐるみだもんね(笑)
そりゃ、無理だわ。


ギクッ…くまくん。
お茶色の涙を流してるよ。(嫌な予感…)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫