《MUMEI》

会場が哄めいた。
先ず、此の絵画自体が無名の作者で或る為に事前事業の節が在る。

参拾円を超えた所で合格なのだ、伍拾円は異常な光景だった。


「伍拾……」

「何者なのだ」

簡単に伍拾と云い放ち、木乃伊男の醸し出す独特の空気に客人の怪しむ聲がする。


「――――伍拾、其れ以上の方は……」

実朝が最後、確認をする。



「…………では、其の倍を出そう。」

病み上がりの誉が蒼白な色で現れた。

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