《MUMEI》

─しばらくして


「やめなさいよ。」

力強い女の子の声がした。



俺といじめてた男子は
声のするほうを向いた。





「『「誰…??」』」

3人揃って間抜けな声を
出してしまった。



「ったく、
最近の男子って
理由もない喧嘩
ばっかりして。
…ダサッ!!」


俺はカチンときた。


「なんだよ、おま『理由がない喧嘩じゃないよ。私のために…』


「ふーん、
どっちが悪者??」


さりげなく俺と相原は
いじめてた男子を
指差した。

いじめた男子は
驚いている。


「あんた??」


「…。」


「あんたか。」

そういうと、
その知らない奴が
いじめてた男子に
一発蹴りを入れた。
そして…、



「あんた、気に入った。
名前は?」

と相原に聞いた。



『…あ、相原静…香。』

「よろしく。」

握手までしてる。

「一応俺は「あんたはいい。」

睨まれた。

「……なんだよ…。」

『ははッ☆』


「ははッ☆じゃねぇよ!!」
…んまぁ
楽しいからいーけど。


 

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