《MUMEI》

左手で刀を持ち、右手で地面を触っていた。


『何やってるんだ。』


「ここさ、俺が勳羅さんと出会った所なんだよ。」


「そうなんですか、いつ勳羅と会ったんですか?」


「俺が4歳の時、勳羅とは12年間の付き合いさ。でも12年間毎日一緒いた訳じゃないけどな。」

綺嘉は立ち上がり、塁羅と紫吾に向かって、ニコっと笑った。


「そうなんですか。」


「勳羅さんには今でも感謝している。」

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