《MUMEI》

「す、すみません、ありがとうございます。」


『油断するな。』


紫吾は手を差し伸べながら言った。


塁羅は紫吾の手を取り立ち上がった。


「すみません、まさか下から来るとは思わなかったので。」


「そうだよな、普通は下来るとは思わないよな。」


綺嘉は塁羅を見ながら言い、刀を頭上に上げた。


上げたと同時に刀にゾンビが突き刺さり消えた。

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