《MUMEI》
山本裕太
「ォーイ!!」





「オーイ!!」





「オーイ!!!!」

手を振って
走ってきている奴がいる。


あれは…、裕太!?

「裕-太-!!」

俺は裕太を呼んだ。


「気づくのおせ-よ。」

「あ。…え!?裕太??」

「うん、
裕太だけど…って…お前」


「『??』」


俺は相原と2人で
裕太と飯田の話を
静かに聞いていた。

「…お前、鈴音!?」

「ゆ、
裕太お前知ってんのか!?」

あわてて聞いた。

「「幼稚園一緒…。」」



 

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