《MUMEI》 朝ご飯には、味噌汁は不可欠。―ピピピピ 眩しい太陽が部屋いっぱいに光を注ぎ込む、朝。 あたしはケータイのアラームで目を覚ます。 覚醒させない頭を持ち上げ、 よろよろと階段を下りる。 テーブルには既に朝食。 テレビのアナウンサーは、べらべらと天気についてしゃべってる。 あたしはお母さんにさりげなくおはようをいって、 ほかほかの朝食の前に座った。 「いただきます」 と箸を合わせると、 コトンと置かれる味噌汁。 中を覗くと、 あたしの大好きななめこと豆腐。 あたしは少し口角を上げて、味噌汁を啜る。 朝食は必ずのんびり食べる。 あたしのポリシー。 時計の針が、 8時をさすと、さすがに急ぎ出す。 朝ご飯には、味噌汁は不可欠。 ―――――――――――――― †アトガキ† 相変わらず文才無いな(死) 次へ |
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