《MUMEI》
※逃げていた。
幸せすぎて怖くなる。


なんて言ったら大袈裟だろうか…。


片想いから恋人へ…。


それだけで幸せだったのに、恋人になれた途端、


嫌われたらどうしよう。

本当の自分を知られたら嫌われてしまうだろうか…。


と、考えすぎて相手と向き合うことが怖くなった…。


逃げたくなった…。


こんなことなら、片想いのままの方が良かった…。


なんてことも考えた、
淡い青春時代。

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