《MUMEI》 虫の息=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* どのくらい時間が経ったのだろう――…? ドラミは静寂のなか、見えない敵に身構えたまま、微動だにすることなく神経を尖らせていた。 すると――…… ………ヒュゥ………ヒュゥ…… ドラミの耳に、笛のような音が微かに聞こえてきた…。 ――…何の音………? その小さな音に全神経を集中させると――… それはスネオが横たわっている周辺から聴こえてくるのが判った。 ドラミは恐る恐る、音のする方に壁伝いに近づいてゆく…。 すると其所には――… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |