《MUMEI》 それから封筒だけを持ち、ベッドの上に座り封筒の口を開けた。 中も黒い封筒同様、黒い紙に白い文字で印刷されていた。 『原中ましろ様 あなた様を殺人村に招待します。 あなた様、お一人だけでお越し下さい。そして、このことは誰にも言わないで下さい。 あなた様の最寄り駅にあるバス停に早朝4時にお越し下さい。 殺人村行きのバスがお待ちしております。同封してあるチケットをお持ちの上、お越し下さい。』 それは奇妙な招待状だった。 前へ |次へ |
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