《MUMEI》

「てめぇ何しに来たんだ、協会のやつらから隠れてんじゃないのか。」


綺嘉はもの凄く怖い顔をしていた。


塁羅と紫吾は始めてこんな顔を見たと思った。


「あぁ隠れてる、しかし俺は吸血鬼ハンター、俺はお前を始末しに来た。」


『「えっ。」』


塁羅と紫吾は同時に綺嘉を見た。


「やっぱり母さんを殺したのはお前か、愁浪。」

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