《MUMEI》

「あぁ分かっている。鍵を持っているのは私と開発部だけだ。」


「はい、開発部の中で誰か裏切りが出たってことですか…。」


女の子は言いにくそうに瑠姫麗に言った。


「いや…私はもう仲間を疑うことはしたくない。」


「瑠姫麗様。」


眼鏡をかけた男が瑠姫麗を呼んだ。


「なんだ。」


「吸血鬼に対する報告書の一番新しいのが無くなっております。」

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