《MUMEI》

ましろは一番近くにあるバス停のベンチに座った。


しばらく黙って座って待っていた。


ましろは腕時計で今の時刻を確認した。


4時1分前


ましろはバックから黒い封筒を取り出し、中からチケットを取り出した。


「まさか…イタズラってことはないよね。」


ましろは催眠術が解けたように、招待状を疑った。

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