《MUMEI》

それと今までましろを睨みつけていた男女たちは、睨むのとお辞儀を止め全員背筋を伸ばし正座になった。


「部屋の準備は出来ているよお。それと、学校の準備も出来ているよ。これから、よろしくな〜。」


「えっ?」


「さぁ、行きましょう。部屋に案内します。」


私は、訳が分からなく、とりあえず朝香さんについて、行くことにした。


襖は朝香が開け、開けたまま畳の部屋から出た。


ましろが出て行った後、村長を含む男女はニヤリと笑った。

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