《MUMEI》

≪ギィ‥≫

「遅い。何時だと思っている」

「お待ちしておりました、お嬢様(微笑)」

「‥‥‥‥‥‥」

「どうぞお掛け下さい(微笑)」

≪ストン≫

いつも通り

白いテーブルで

紅茶とケーキ。

「‥‥‥‥‥‥///」

≪トポトポ‥≫

白兎が

カップに紅茶を注ぐ。

黒兎は

頬杖突いてウチを見とる。

「どうぞ、お嬢様(微笑)」

「ぉ、おーきに‥///」

≪ス‥≫

「?」

「食え」

「な」

食え≠トアンタなぁ‥。

「どうした、食欲が無いか」

≪ドキッ≫

「ちゃ、ちゃうわッ。そんなんやあらへんっ///」

てゆーか‥

何で2人して‥

そないに

ウチをジッと見るん‥?

「お嬢様」

「ぇ゛///」

ビックリしたウチは‥

思わずカップから

手を離してもうてた‥。

≪カタン≫

「!!っ(汗)」

≪バシャ‥≫

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