《MUMEI》

自分の部屋に入るとまずデスクに向かい、椅子を引きデスク下に潜り込んだ。


デスク下にある隠し扉を開け、何かを取り出し隠し扉を閉めデスク下から出た。


「お父さん…。」


瑠姫麗は、隠し扉から出した全体を薄汚い布に巻かれた剣に向かって言った。


瑠姫麗は右腰にさすと、長袖の足首まである長い黒いコートを羽織り、部屋から出て実験室に向かった。


実験室の扉は開いていて、瑠姫麗はノックをなしに入った。


「場所の特定は。」

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