- 無銘文庫

《MUMEI》

『｢塁羅！｣』

紫吾と綺嘉は左右にいる塁羅を見た後、愁浪を見たが愁浪はいなくなっていた。

｢いただきまぁす。｣

愁浪は塁羅の真後ろまで来ていた。

『｢塁羅！｣』

綺嘉は愁浪に向かって、剣で斬りかかったが愁浪は塁羅を抱えて高くジャンプした。

紫吾は銃でジャンプした愁浪に撃とうとした瞬間、愁浪は塁羅を前にした。

｢撃てないよねぇ。｣

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