《MUMEI》
私の部屋
中を見ると、私は目を疑った。一瞬自分の目がおかしくなったと思った。


でもここは…
この部屋は
間違いなく
私の部屋だった…


私のベッド
私のタンス
私の机…
ここ置いてあるもの
全てがましろのと
同じだった。


「あのここ…。」


「そう、ここはましろさんの部屋です。」


「どうして…?」


ましろは
何がなんだか
分からなかった。


これだけは
偶然とは思えなかった。

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