《MUMEI》

愁浪はニヤリと笑うと大笑いした。


「綺嘉と戦えるなんて、なんて素晴らしいことだ。

戦う前に俺と嬉呂巴のことを話してやろう。そして完全に切れたお前と死の戦いがしてぇ。」


愁浪は自らの腕を噛み血を吸った。


綺嘉は鋭く愁浪を睨みつけた。


「そんな目で睨むなよ、我が子よ。」


愁浪は木に寄りかかりながら太い枝に座った。


「俺はてめぇの子供じゃねぇ。」

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