《MUMEI》

しかし吸血鬼は倒れず、頭を手で抑え手についた血を見た。


手のひらには大量の血がついていた。


「あぁこんなに血がいっぱい出ちゃったら、喉がすごく乾いちゃうじゃん。」


灰色の髪をした吸血鬼は、手のひらについた血を舐めた。


舐め終わった後、吸血鬼は銃弾が飛んできた方を睨みつけた。


「おい、そこに隠れてないで出てこいよ、最近吸血鬼の間で噂になっている吸血鬼ハンターだろ?」


「あぁその通りだ。」

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