《MUMEI》

久しぶりに埃だらけの部屋でビール飲みまくって、ぐだぐだになりながら俺達はベッドに入った。


****


「布団チクチクする〜!ねーちゃんと干してる?」
「俺が干してる訳ねーだろ!もうしょうがなあ〜、おいで〜?」
グイッと腕を引っ張られ日高の上に乗せられた。
「な、こら!」
「俺を敷布団にするがよろし〜、あ〜佐伯細せ〜!」
ギュッと抱きしめられて左右にゆすぶられる。
「こら〜!やっ!―――アッ!……ン…」
「ケツ…柔らけ…」
「…ふ…―――ン………ン……は……」

そっとそっとショートパンツの中に手が入ってきた。
「ダメだよ…、――――ンン、」
「な、俺が長沢の事忘れさせてやるよ、な?、だから…」
「なっ!!―――は………」
穴に指先をつけられてぐりぐりって…ちょっとちょっと!
「ヌチャヌチャしてる…」
クチュクチュクチュ…
「あっ!あっ!あっ!」
ヌルッ…
「あ〜ん!それやば…、はぁ、キモチいぃ…」
だっていっぱいエッチした後の躰。その後ガリガリ君がどうしても食べたくなって。

日高は熱くなりだした俺から離れ、ドアの鍵をかけた。
んで素早く戻ってきてハァハァ言いながら抱きついてきた。

「やらして、な?佐伯の口忘れらんねーんだよ」
「う〜ん…、も〜いいや、やれば〜?キモチいいし…」
大量アルコールで頭ん中もまともに考えらんない。
俺からも日高に腕を回して、そして日高の顔が近づいてきた。

――熱い呼吸、

鼻筋をかすめ、唇に唇が……

唇が……

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