《MUMEI》

「ちわっす!!」


「お〜クロ、珍しく早いな。」


「いやいや、何言ってんすか不和さん!!


いつも通りでしょ!!」


「ケガは大丈夫なのか?」


「…ヤバいケガではないっす!!


ただ、2週間練習禁止だそうです。」


「そっか…


まぁ大事に至るようなケガじゃなくてよかったわ。」


「あざ〜っす!!」


「あ、そうそう。今日のテレビの取材な、」


(キターッ!!)


「はい!!」


「選手全員にインタビューするらしいから、お前も考えとけよ。」


「は〜い!!」


僕もついにテレビデビューかぁ…


また女の子にモテてしまう…


ま、


いっか!!


「それじゃあ練習風景をバックに1人ずつお話聞かせてもらう感じでお願いしま〜す!!」


「は〜い!!」


やべ…


マジにスカウト来ちゃうんじゃない!?


ほっとかないっしょ僕みたいなスター性のある子を!!


「はいじゃあ本番始めま〜す!!」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫