《MUMEI》
黒猫の昼寝
それから、何時間たっただろうか。私は教室の自分の机で爆睡していた。

「…おはよう、相沢さん。」
話しかけてきたのは鳴海だった。

「…あ、おはよう。今、何時か分かる?」
寝起きは割りと良い方で、寝ぼけるなんて真似はしない。

「4時過ぎ。何時から寝てたの?」

「…あんたとの会話が終わってから、ずっと。」

「かなりの時間寝てるじゃん。寝不足なの?」

私は席をたって伸びをすると、机にかけてあった鞄をとった。

「あたし、これからバイトだから。じゃーね。」

そういって足早に教室をあとにした。

校則なんて、守ってる奴なんて数えられるくらいしかいない。
バイトなんて、もっての他。
だけど、やらなきゃ食っていけない。

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