《MUMEI》

「真〜夜ちゃん♪」


「きゃっ!何、いっくん、いつになく、気味の悪い呼び方。」


「今日、毛糸買いに行くの。付き合って。」

「毛糸ォ〜!?ますます気味悪い。」
ビビる、真夜ちゃん。

「君ねえ、いくら9年間の付き合いだからって、その言い方は傷付くなあ〜ボク(笑)」


「ゴメン、あははっ。いいけど、何するの?」


「マフラー編むの。おに〜ちゃんの誕生日…」


「編めるの?」


「真夜ちゃんに教わるの。」


「納得。」


「よし。」


以心伝心な二人であった(笑)

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