《MUMEI》 「凛〜寝ようぜ!」 「やだ。」 「ケ〜チ、減るもんじゃね〜し。」 …いや、減ります、多分…。 「ちぇ…って、あ、れ?」 シュルシュル…ポン!あ…ちっこくなった。 「う〜凛。」 俺を見つめるカイル。 「ダ〜メ!今日は売り切れました(笑)」 「ズルいぞ〜。キスしてくれよ〜。」 じゃれ合う俺たち。 「今日は、ちっこいカイルと寝たいなぁ〜俺。」 カイルは、暫く考えて、「うん。」と言った。 それから、二人でグッスリ眠った。 …と思っていたのは、俺1人だったらしい。 この時、俺は、カイルの気持ちなんか、少しもわかっちゃいなかったんだ。 前へ |次へ |
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