《MUMEI》

「わかった!…信じる!…信じるよ!…キミは神だ!…神だょ!!」



*『…クククク……分かればいいのさ…。』


電話の相手は、冷酷な笑い声を発していた…。



*『…もう一度言うよ…。キミは今日から僕の家来さ……クククク…


…逃げようなんて思わない方が身の為だよ…


…なにせ僕は“神”なんだからね…


…何処に逃げようと必ずキミの命を奪ってみせるよ……クククク…』



彼は、完全に折れた僕の心に、駄目を押した…。

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