《MUMEI》
後ひと押し
「ちょっ、止めろよ、煌。」


カイルは、煌を払い退けた。


「すみません、カイル様。ちょっと試したのです。ふ〜む、もう少しですね。」
煌は、ニッコリと笑い、頷いた。


「は?何がだよ。」


「いえ、なんでもないですよ、カイル様。」

「さあ、今日も1日頑張りますか?」


「おう、そだな!凛のヤツ、まだ寝てんのかな?」


カイルは、凛の寝室に走っていった。


「凛くん…後ひと押しみたいなんですがね、カイル様。さて、どうしますかね?」


煌は、楽しそうに腕を組み、笑った。

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