《MUMEI》
下僕の苦悩
「…それカラ…ハ…まるデ…

…生き地獄ニ…居る…ミたい…ダッタ

…ょ……ヒュゥ……」



スネオは、その後の切実な苦悩をかすれた声で語り始めた――…



☆゚・:*:.。○。.:*:・゚☆゚・:*:.。○。



「――…“林檎”……!?」


*『そうだ……。

…ありったけ買って来るんだ…。


…キミのお小遣いなら何の不十分も無いだろ…?』



「でも……なんで、そんなものを――…?」



*『キミは、黙って僕の言う通りに動けばいいのさ……クククク…。

…いいかい?…林檎を買ってきたら、ひとまずキミの家の地下室に貯めておくんだ。

…あとは、こちらで勝手に食わせてもらうからね……クククク…。』

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