《MUMEI》

いっくん「真夜ちゃん、なんになるの?」


真夜「あたし?きっと、平凡なお嫁さんでしょ。」


二人で「ミスター川中島の!?」(笑)


真夜「こらあ〜〜!」

「きゃははっ…喜んでる喜んでる」〜はしゃぐ二人。


「あ!!」
突然、立ち止まるいっくん。


前方に、おに〜ちゃんと大学の女友達。いっくん達には、気付いてない。


ウェンズディ「いっくん、おに〜ちゃん。なに、あの、大年増女達。」


いっくん「うん…大学の友達だって。」


ウェンズディ「どーして?いっくんとゆー人が有りながら!」


いっくん「なんで?あたしなんて関係ないのよ。」


ウェンズディ「なんで関係ないのよ。いっくんのおに〜ちゃんじゃない。」


いっくん「そ、おに〜ちゃんだよ。」


…決めたんだもん。ワガママ言うまいって。

おに〜ちゃんにはおに〜ちゃんの世界がある…二十歳だもんね…

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