《MUMEI》

「あれ!?…昨日100個も買ってきたのに…!?

な!…なんでこんなに減ってるんだ!?」



翌日、僕はクーラーボックスの中身を確かめると、愕然となった――…。


ボックスいっぱいに詰まっていた筈の林檎は、いつの間にか30個くらいに減っていたんだ…。



∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・


『…くれぐれも林檎を切らさないように気をつけてくれよ…

…さもなくば、キミの大切な人が死んでゆくことになるからね……ククククク…』


∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・


アイツの笑い声が、まだ僕の耳奥に染み付いている…



「こ!これが無くなったら、パパとママが殺されちゃう!!?」


僕は真っ青になって、お小遣いの全額を握りしめて家を飛び出したんだ……。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫